
濱マイクが闊歩していた横浜・黄金町から舞台を移し、ストーリーの拠点となるのは創立60周年を迎えた探偵事務所・本部のある川崎。
ここでは会長の500(宍戸錠)を頂点に、探偵達はそれぞれ5ナンバー/3ケタのコードネームで互いを呼び合っていた。
黒縁メガネと黒のスーツ姿という揃いのユニフォームを身にまとい、没個性で任務に当たる探偵達の中に、新たなメンバーとして加わったのが、『少年探偵団』の小林少年を祖父に持つ、新米探偵591(成宮寛貴)。
彼の最初の依頼人は、会長の孫娘である宍戸瞳(貫地谷しほり)。彼女の依頼は、「“楽園へ行く”の言葉を残し、行方不明になった親友を捜して欲しい」というもの。
簡単に思われた調査だったが、そこには悪徳美容外科として名高い「カイン美容外科」が関わっていることを突き止める。同じく、秘密裏でカイン美容外科の真実を調査していた探偵522(宮迫博之)の忠告も聞かず、美容外科の真実に触れようとした時、彼らの身にも危険が迫る--。
ストーリーは、探偵591を主人公にした第1話と、探偵522がメーンとなる第2話とに分れているが、彼らが「カイン美容外科」の調査を通してシンクロしているというユニークな展開だ
監督: 林海象
脚本: 天願大介、利重 剛、林海象
撮影: 柴主高秀
キャスト
成宮寛貴:探偵591
佐野史郎:探偵501
宮迫博之:探偵522
貫地谷しほり:宍戸瞳
永瀬正敏:モリヤマ
作品データー
製作国: 日本
上映時間:132分