科学的社会主義を構築したカール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの若き日の活躍を描いた人間ドラマ。
1840年代のヨーロッパ。産業革命が社会構造のひずみから経済格差を生み出していた。
貧困の嵐が吹き荒れ、不当な労働条件がはびこる社会にいらだちを覚えていた26歳のカール・マルクスは独自の経済論を展開するが、その過激な言動により妻とともにドイツ政府から国を追われる。
フランスへとたどりついたマルクスは、パリでフリードリヒ・エンゲルスと出会う。
それはのちに、これまでになかった新しい労働運動を牽引していく2人の運命的とも言える出会いだった。
監督:ラウル・ペック
製作:ニコラ・ブラン、ロベール・ゲディギャン、ラウル・ペック
脚本:パスカル・ボニゼール
キャスト
アウグスト・ディール:カール・マルクス
シュテファン・コナルスケ:フリードリヒ・エンゲルス
ビッキー・クリープス:イェニー
オリビエ・グルメ:ジョセフ・プルードン
作品データ
原題:
Le jeune Karl Marx
製作年:
2017年
製作国:
フランス・ドイツ・ベルギー合作
配給:
ハーク
上映時間:
118分